No Water,No Life
決まった形も色もない水…高温多湿の風土で生きる日本人にとって、水に対する感謝・畏敬は私たち日本人の気質となり、淡やかな感受性を育んできました。定まることを知らず、流れにまかせること、一期一会の表情のはかなさを愛する国民性が長きにわたり、「水」を表現の対象としてきました。千変万化する表情に表現の世界ではチャレンジが続いてきました。そのような水の表現をご覧いただく第1部と、水が営みに直結している生き物の表現の2部制での展覧会です。
水…何気なくも、なくてはならないモノに気づきがありますよう、ご高覧いただけましたら幸いです。